メモに狂うとまで言われている作者による、「メモ」に対する熱い想いが書かれた本です。
・メモを書くことのメリットが知りたい
・メモを上手く活用したい
・自分の軸を見つけたい(自己分析がしたい)
そんな方におすすめ。
私も思ったことは何でもメモする派なのですが、メモとはこんなにも奥深いものなんだなと驚愕しました。
というのも、メモするとは思ったこと、目にした事、耳にしたことを書き留めていくことではありますが、こちらの作者はそれをそのままにせず、そこからさらに独自の手法でメモを展開させていくことで、実用的なアイデアにまで発展させているのです。
勿論その方法もしっかり書いてくださっています。
「抽象化と転用」と名がついています。
この本では繰り返し出てくる大事なワードですね。
確かに私もメモしたことをまとめたり整理したりはしますが、そこから考えを膨らませていく、別の事に関係させていくということはあまり考えたことはなかったかもしれません。
作者はメモをアナログで取っており、左右の用紙を活用して具体的にどのようにメモを展開させていくのか、実際の作者が書いたメモの画像を添付して説明してくれています。
結構難しいのですが、その分この辺りの説明はかなり具体的ですね。
それでもやっぱり難しいですが…!
私はメモは専らデジタル派なのですが、こういうアナログの手法を見るのが結構好きです。
書き連ねたメモの中からアイデアが生まれる。
そういうことを想像すると、わくわくしてしまいますね。
また、メモを取りアイデアまで落とし込んだ後は、それを活用するための「解くべき課題」を見つけるべきだとも書かれています。
メモはあくまでそういった課題を解くための「武器」とのこと。
作者はビジネスをされている方なので、主に自分のビジネスに活用されているようでした。
課題というのは人それぞれであり、ビジネスだったり個人的な目標だったりですね。
それを見つけるためには自分にたくさんの質問をして、分析し、「自分の軸」を見つける必要があります。
つまりは「自己分析」です。
こちらの本は、その為の自己分析についてもかなりボリュームが割かれています。
1/3くらいはある気がしますね。
なので自己分析が必要な方が読むのも結構おすすめです。
巻末の自己分析用の1000の質問はかなり圧倒的ですね。
でも確かにこれ全てを答え切れば、何かしら見つかりそうという期待もあります。
今度時間がある時にでもやってみたいところです。
作者の方は何かに活用するためにメモを取っているというより、メモ自体がもはや息をするように習慣になっているようでした。
まさに「メモに狂う」。
そこまでではありませんが、私もメモは結構好きです。
好きというより、安心感があるというか。
メモすることで、それを忘れてしまっても思い出すきっかけはあると安心できます。
また必ず同じアプリにメモしているので、大事なことや優先してすべきことはこれにすべて書いている、という安心もあります。
ただこれは記録の為のメモなんだなと、この本を読んで思いました。
それでも別に良いんですが、そこから何か、別の事に活用できるよう工夫していくこと。
そういったことを、この本を参考に少しでもやってみたいですね。
メモに狂うとはどんなものか。
「抽象化と転用」ってどういうことなのか。
知りたい方はぜひ一度読んでみて下さい!
ちなみに電子書籍で購入をお考えの方は、楽天Koboだと初回購入でポイント70倍キャンペーンがあります。
エントリー必須。
お得ですので、楽天で購入した事のない方はぜひ覗いてみて下さい↓
では!